最新鋭診断装置320列CTを導入

大和市立病院は、高度医療に注力するために最新鋭のコンピュータ断層撮影装置(CT)で320列の面検出器(エリアディテクター)を搭載したCTを導入しました。
320列CTでは、1回転160mmの範囲が撮影できます。また、高速スキャンが可能な最新装置となり、最短0.35秒で心臓を撮影することが可能となりました。冠動脈の描出など画像精度が格段に向上するとともに、患者さんの負担や被ばくも軽減されます。また、脳血流をはじめ、動態画像の撮影が可能となり急性期脳卒中の診断がいち早く検査でき、治療方針の決定を迅速におこなえるようになります。その他、息止めできず安静状態を保てない乳幼児の検査にも大変有用と期待しています。また、従来の装置に比べ広い開口径78cmのガントリを採用しており、患者様の圧迫感を低減、また、最新の被ばく低減技術の搭載により患者様へのやさしさも兼ね備えています。 造影剤の使用量に関しても、画質の向上と撮影時間の短縮により、脳血管・冠動脈の造影検査においては大幅に低減できるようになりました。