消化器内科

診療科紹介

地域がん診療連携拠点病院として、特に「消化器がん」に強み

消化器内科では、消化管(食道・胃・十二指腸・大腸)と、肝臓・胆のう・胆管・すい臓などの臓器の疾患について、幅広く対応しています。中でも特に「消化器がん」の診療に力をいれています。
県央地域唯一の地域がん診療連携拠点病院として、地域のがん診療に貢献できるようスタッフ一同、日々診療に励んでいます。

最新の内視鏡機器により、安心・安全な治療

消化器がんの診断・治療に対しては「内視鏡」が非常に重要となります。当院では内視鏡機器を定期的に更新し、最新機器を常備することで診断・治療の精度を高めています。
また、内視鏡検査では希望により鎮静剤を使用し、苦痛の少ない検査になるよう努めています。
早期の食道・胃・大腸がんに対しては、内視鏡的切除を積極的に行っており、ESD(内視鏡的粘膜下層剥離術)は、毎年多くの件数を施行しています。中でも胃がん内視鏡治療については、がん地域連携クリティカルパスを適用し、近隣のクリニックとの病診連携を深めています。院内では消化器外科と毎週カンファランスを行い、治療方法を十分に話し合い、外科手術症例については外科に依頼しています。
また、当院ではがんに対しての放射線治療設備も整っていることから、放射線科医師と連携し、消化器がんの放射線治療にも対応しています。一方、より高度な医療が必要と判断した場合やカプセル内視鏡・超音波内視鏡が必要な症例の場合には、他院へ紹介手配をいたします。

消化器内科関連の施設認定

  • 日本内科学会 教育関連病院
  • 日本消化器病学会 認定施設
  • 日本消化器内視鏡学会 指導施設
  • 日本肝臓学会 関連施設
  • 日本がん治療認定医機構 認定研修施設

スタッフ紹介

栁田 直毅

職位

  • 診療科代表者(上級医長)

専門医資格等

  • 日本内科学会認定内科医
  • 日本内科学会総合内科専門医
  • 日本消化器内視鏡学会専門医・指導医
  • 日本消化器病学会専門医・指導医
  • 日本消化管学会胃腸科専門医
  • 日本肝臓学会専門医
  • 日本がん治療認定医機構がん治療指定医

患者さんへのメッセージ

現在のコロナ禍において、内視鏡件数は減少傾向にありますが、十分な感染対策を行い、患者の皆さんから信頼を得られる医療を提供できる体制を整え、地域医療への貢献を目指しています。皆さま、どうぞよろしくお願いいたします。

山本 和寿

職位

  • 担当部長

専門医資格等

  • 日本内科学会認定内科医
  • 日本内科学会総合内科専門医
  • 日本消化器内視鏡学会専門医
  • 日本消化器病学会専門医・指導医
  • 日本肝臓学会専門医

亀田 亮

職位

  • 医長

専門医資格等

  • 日本内科学会認定内科医
  • 日本消化器内視鏡学会専門医・指導医
  • 日本消化器病学会専門医・指導医
  • 日本がん治療認定医機構がん治療認定医

淺見 昌樹

職位

  • 医長

専門医資格等

  • 日本内科学会総合内科専門医
  • 日本消化器内視鏡学会専門医
  • 日本消化器病学会専門医

濱  崇哲

職位

  • 医員

山下 啓和

職位

  • 医員

非常勤医師

大橋 佳弘・中馬 誠・厚坂 励生・角田 翔太郎

主な対象疾患

上部・下部消化管内視鏡検査、消化管造影検査、腹部超音波検査、逆行性膵胆管造影検査、CT、MRIなどにより各疾患の診断を行い、薬物治療、内視鏡治療、経皮的治療などを行っています。
入院患者さんの治療方針については、毎週1回、医師、看護師、薬剤師、栄養士でカンファレンスを行い、各疾患の病状について検討しています。

(1)早期食道癌・早期胃癌・大腸ポリープ(早期大腸癌含む)の内視鏡診断・治療

早期の胃癌・食道癌や大腸ポリープ(早期大腸癌を含む)の内視鏡診断を行うとともに、内視鏡を使ってお腹を切らずに癌の切除を行っています。胃・食道では、ESD(内視鏡的粘膜下層剥離術)という方法を主に用いています。大腸ポリープでは主にEMR(内視鏡的粘膜切除術)という方法を用いていますが、大きな病変(主に早期大腸癌)に対しては適宜ESDで治療を行っています。ESDでは1週間前後の入院で治療しています。大腸ポリープのEMRは基本的には3日間の入院で治療していますが、ポリープが小さめの場合には外来治療も行っています。

(2)食道・胃・大腸及びすい臓・胆道の進行癌の診断・抗癌剤治療・ステント留置など

各種癌の診断を内視鏡検査、腹部超音波検査、CT、MRIなどにより行っています。内科では、各種癌の標準的な抗癌剤治療を行っています。食道癌に対しては、放射線治療および放射線化学療法(抗癌剤と放射線治療の併用)も放射線科と連携して行っています。その他、癌により消化管(食道・胃・十二指腸・大腸)が狭窄または閉塞した場合には、内視鏡を利用して消化管の狭窄部にステントという金属の筒の留置を行っています。癌性疼痛に対する緩和治療なども適宜行っています。

(3)肝細胞癌の治療

肝細胞癌の診断を、腹部超音波装置、CT、MRIなどにより行っています。肝細胞癌に対しては、癌の大きさ・数や肝機能の状態をみて総合的に検討し、治療法を決定します。内科で行う主な治療法としては、超音波で癌の位置を見ながら癌に直接針を刺して熱で焼くラジオ波熱凝固療法、血管カテーテルを用いて行う肝動脈化学塞栓療法や肝動注化学療法(放射線料と連携して行います)、高度進行例での分子標的薬による治療があります。

(4)ヘリコバクター・ピロリ菌の除菌治療

慢性胃炎・胃十二指腸潰瘍の原因となるヘリコバクター・ピロリ菌感染の診断・除菌治療を行っています。

(5)消化管出血の内視鏡的止血術

出血性胃潰瘍・十二指腸潰瘍・食道静脈瘤破裂などの緊急患者さんの対応を行っています。疾患、病変の状態に応じ、高周波凝固法、エタノール局注、高張ナトリウム-エピネフリン液局注、クリッピング、食道静脈瘤結紮術、アルゴンプラズマ凝固法などを行っています。

(6)炎症性腸疾患の診断・治療

潰瘍性大腸炎やクローン病などの炎症性腸疾患の診断、治療を行っています。通常の内服薬・坐剤や点滴の治療の他、特殊治療として腎臓内科と連携して顆粒球除去療法を行っています。診断・治療に難渋する患者さんは、近隣の大学病院などと連携をとっています。

(7)ウイルス性肝炎の診断・治療

C型慢性肝炎、B型慢性肝炎の診断を行い、現在の肝機能を評価し治療方針を決定します。インターフェロン療法、インターフェロンを使わない抗ウイルス薬による治療、肝庇護剤による治療など厚生労働省の治療指針に基づき治療を行っています。

(8)急性胆のう炎・胆管炎・閉塞性黄疸の診断・治療

内科では、急性胆のう炎に対する薬物治療と経皮的ドレナージを行っています。急性胆管炎に対しては薬物治療とともに、原因となる胆管の結石・狭窄に対して病状により内視鏡的治療または経皮的ドレナージを行っています。内視鏡を使って胆管や膵管にカテーテルを挿入し(逆行性膵胆管造影)、総胆管結石や胆道癌・すい臓癌などの診断を行うとともに、結石の除去や胆管の狭窄部への胆管ステントの留置を行っています。

診療実績

内視鏡検査

  年度 件数
上部消化管内視鏡 2019 2,626件
2020 2,107件
下部消化管内視鏡 2019 1,954件
2020 1,684件
胆膵内視鏡 2019 105件
2020 129件

内視鏡治療

  年度 件数
上部消化管内視鏡
  上部消化管ESD 2019 57件
2020 46件
食道静脈瘤結さつ術 2019 12件
2020 9件
異物除去 2019 8件
2020 6件
胃ろう造設 2019 30件
2020 28件
消化管止血術 2019 79件
2020 69件
消化管ステント留置 2019 10件
2020 24件
下部消化管内視鏡
  大腸内視鏡的粘膜切除(EMR) 2019 555件
2020 468件
大腸ESD 2019 65件
2020 64件
胆道結石除去術 2019 51件
2020 73件
胆管ステント 2019 31件
2020 58件

消化器がん治療実績

  年度 件数
新規抗がん剤治療導入件数 2018 25件
2019 37件
放射線治療件数 2018 4件
2019 10件

最終更新日:2021年5月10日

各部門のご案内

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休診日

土曜日・日曜日・祝日
年末年始(12/29~1/3)

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