更新日:2026年6月3日

お知らせ

  • 2026年4月に、後藤医長が当院の研修で日本内視鏡外科学会技術認定医を取得しました!
  • 2026年4月から診療体制を変更します。
  • 2025年1月に、後藤医長が日本消化器外科学会専門医に認定されました。
  • 2024年11月より、『ロボット支援下大腸がん手術』を開始しました。
  • 2023年1月1日より、日本消化器外科学会専門医修練施設となりました。
  • 肝胆膵外科医が赴任しました。「びょういん発69号」2022年10月発行 着任のご挨拶

診療科紹介

当科では、これまで胃がん、大腸がんなどの消化器がん手術の適応を厳格に定め、患者さんの負担を軽減するために腹腔鏡手術を安全に行ってきました。我々はその蓄積の上に、2022年4月から肝胆膵専門医を配置し、肝胆膵がんの治療も開始し、軌道に乗りました。さらに2024年11月からロボット支援下の直腸がん手術を導入し、皆順調に退院されています。2026年度はロボット支援下の結腸がん手術を開始します。我々は、消化器がん診療に関して『地域がん診療連携拠点病院』である当院ならではの、消化器内科、放射線診療科等との緊密な連携の上、患者さんそれぞれに適した集学的治療と手術を行ってまいります。

さらに、これらのがん診療のみならず、急性胆嚢炎や鼠経ヘルニアに対しても腹腔鏡手術を基本術式とし、消化器外科の全領域の手術に可能な限り腹腔鏡手術を広げ、『患者さんに優しい手術』をモットーに外科治療を行っております。2023年1月までは腹腔鏡手術率は60%弱でしたが、2024年度以降は約70%の消化器外科手術を腹腔鏡下に行っております。その他の外科疾患、急性腹症などの手術も引き続き対応し、地域医療に貢献していきたいと考えておりますので、宜しくお願いします。

施設認定

  • 日本外科学会 指定施設
  • 日本消化器外科学会 専門医修練施設
  • 日本大腸肛門病学会 認定施設
  • 腹腔鏡下大腸切除研究会 会員施設
  • 大腸癌研究会 会員施設

スタッフ紹介

髙橋 禎人

職位

副院長、外科系診療部長、外科科長

卒年

平成2年

専門医資格等

専門:肝胆膵疾患(特に肝がん、胆道がん、膵臓がん)、消化器外科疾患一般、ヘルニアなど


日本外科学会認定 外科専門医・指導医・認定医
日本消化器外科学会認定 消化器外科専門医・指導医
日本消化器外科学会認定 消化器がん外科治療認定医
日本肝胆膵外科学会 評議員
日本内視鏡外科学会認定 技術認定医
日本がん治療認定医機構認定 がん治療認定医
がんリハビリテーション研修会修了
緩和ケア研修会修了
NST教育セミナー修了
難病指定医
臨床研修指導医
医学博士

患者さんへのメッセージ

当科では『患者さんに優しい手術』をモットーに治療を行っています。緊急消化器疾患(急性胆石性胆嚢炎、急性虫垂炎、急性腹症など)や定時の消化器がんに対しても低侵襲手術である腹腔鏡下手術を積極的に行っています。2024年度以降はがんを含む消化器疾患で70%の手術を腹腔鏡で行っています。そのさらに延長線上にある『ロボット支援下手術』を直腸がんから導入し、結腸に拡大してまいります。これらが出来るのも各領域の専門スタッフを配しているためであり、それぞれのがんに対する適切な治療を、消化器内科、放射線科等と連携して行えることも特徴です。今後も地域医療に貢献したいと考えておりますので、どうぞ宜しくお願い致します。

小倉 直人

職位

担当部長

卒年

平成10年

専門医資格等

専門:下部消化管疾患(特に大腸がん)、消化器外科疾患一般、ヘルニアなど


日本外科学会認定 外科専門医・指導医
日本消化器外科学会認定 消化器外科専門医・指導医
日本消化器外科学会認定 消化器がん外科治療認定医
日本大腸肛門病学会認定 大腸肛門病専門医・指導医
日本内視鏡外科学会認定 技術認定医
intuitive surgical社Davinci手術certificate取得者(console and patient-side surgeon)
がんリハビリテーション研修会修了
難病指定医
身体障害者福祉法指定医(ぼうこう又は直腸機能障害)
緩和ケア研修会修了

根本 昌之

職位

担当部長

卒年

平成10年

専門医資格等

専門:上部消化管疾患(特に胃がん)、消化器外科疾患一般、ヘルニアなど


日本外科学会認定 外科専門医
日本がん治療認定医機構認定 がん治療認定医
緩和ケア研修会修了
がんリハビリテーション研修会修了
臨床研修指導医

後藤 卓也

職位

医長

卒年

平成23年

専門医資格等

専門:下部消化管疾患(特に大腸がん)、消化器外科疾患一般、ヘルニアなど


日本外科学会認定 外科専門医
日本消化器外科学会認定 消化器外科専門医
日本消化器外科学会認定 消化器がん外科治療認定医
日本内視鏡外科学会認定 技術認定医
intuitive surgical社Davinci手術certificate取得者(patient-side surgeon)
身体障害者福祉法指定医(ぼうこう又は直腸機能障害)
緩和ケア研修会修了
NST教育セミナー修了
医学博士

松井 滉

職位

医員

卒年

令和3年

専門医資格等

専門:消化器外科疾患一般、ヘルニア、乳腺疾患など


緩和ケア研修会修了

三上 恵美

職位

医員

卒年

令和5年

専門医資格等

専門:消化器外科疾患一般、ヘルニア、乳腺疾患など


緩和ケア研修会修了

間中 敬介

職位

非常勤

卒年

平成31年

専門医資格等

専門:上部消化管疾患、消化器外科疾患一般、ヘルニアなど


日本外科学会認定 外科専門医
intuitive surgical社Davinci手術certificate取得者(console and patient-side surgeon)

主な対象疾患

上部消化管(食道、胃)、下部消化管(小腸、大腸)、さらに肝胆膵(肝臓・胆道・膵臓)などの消化器悪性疾患(胃がん、大腸がん、肝臓がん、胆嚢がん、膵がん、消化器GISTなど)、外科治療を要する急性腹症(虫垂炎、消化管穿孔、急性胆嚢炎、ヘルニア嵌頓、腸閉塞、腹膜炎など)、消化器の良性疾患(胆嚢結石症、肛門疾患(痔核、痔瘻、裂肛)、直腸脱など)、各種ヘルニア(鼠径ヘルニア、大腿ヘルニア、閉鎖孔ヘルニア、腹壁瘢痕ヘルニアなど)、等。

紹介していただく時の留意点

  • 現病歴、既往歴、現在内服中薬剤、説明内容、また画像がありましたらその画像データと読影などの情報をいただければ幸いです。
  • 初診患者さんの受付は11時までとなっておりますので、早目の受付をお願いします。
  • 急性腹症などの場合、可能な限り対応いたしますが、当院の状況や患者さんの状況に応じて判断いたします。直接ご連絡いただくようにお願い致します。
  • 15歳以下の小児外科の専門手術は大学病院等の専門施設へ紹介しています。
  • 甲状腺・副甲状腺手術は行っていません。
  • 外科にご紹介いただいた場合であっても、患者さんの状況により消化器内科での診療とさせていただくことがあります。

診療内容の概要及び特徴

1.消化器がんの治療

消化器がんに関しては、各領域の外科専門医がおりますので、チームで各種がん治療ガイドラインに準じてエビデンスに基づいた治療を行っています。

従来から胃、大腸がん手術には積極的に腹腔鏡手術を行っており、肝胆膵がん手術にも可能な限り施行しております。

消化器がんは消化器内科、放射線科などとチームとなり、術前化学療法、術後補助化学療法、再発に対する化学療法、放射線療法、化学放射線療法、緩和治療など、適切な診療科でがんに対して集学的治療を行っています。

2022年度から肝胆膵外科医が着任し、腹腔鏡下の肝臓がん手術を開始し軌道に乗りました。胆道がん、膵臓がんに対する膵頭十二指腸切除術も行っております。

2024年11月からロボット支援下の直腸がん手術を導入し、皆順調に退院されています。2026年度はロボット支援下の結腸がん手術を開始します。

2.低侵襲手術

当施設での手術適応を厳格に定め、複数の日本内視鏡外科学会技術認定医を中心に、がん治療においても積極的に腹腔鏡下手術を行っております。

上記のがん以外にも、消化器良性疾患、癒着性腸閉塞、鼠経ヘルニア、胆嚢結石症・胆嚢炎、急性虫垂炎など、緊急手術も含めて可能な限り腹腔鏡下手術を行っています。2024年度以降は全消化器手術の70%の手術を、腹腔鏡下手術で行いました。 今後も当院におけるチーム力を結集して、患者さんの負担を出来るだけ軽減できるよう『患者さんに優しい手術』を推進してまいります。

低侵襲手術、高難度手術の延長線上にある、『ロボット支援下直腸・結腸がん手術』も行います。

3.救急疾患への対応

急性腹症(緊急で手術が必要な状況)の場合、迅速に対応します。
日中は当日の外来担当医、夜間・休日は当直医師と専門スタッフがチームで対応します。
当科は365日オンコール体制をとっており、対応可能な範囲でチーム制・交代制の中で手術を行います。

3次救急疾患などの重症患者さんや緊急性を伴う患者さんにつきましては、当院の体制や患者さんの状況に応じて、高次医療機関や他の救急医療機関へ紹介させていただきます。

診療実績

年度20202021202220232024
幽門側胃切除術(腹腔鏡手術)12 (5)7 (3)8 (7)11 (7)12 (9)
噴門側胃切除術(腹腔鏡手術)0 (0)0 (0)0 (0)0 (0)0 (0)
胃全摘術(腹腔鏡手術)3 (0)4 (1)3 (1)5 (1)2 (2)

年度20202021202220232024
結腸右半切除術/回盲部切除2031193223
S状結腸切除術1717282019
結腸左半切除術123556
横行結腸切除術24476
高位前方切除術796812
 上記手術のうち腹腔鏡手術5240505660
 上記手術のうちロボット支援下手術00003

年度20202021202220232024
低位前方切除術(含む超低位)8119614
直腸切断術83377
 上記手術のうち腹腔鏡手術1513121316
 上記手術のうちロボット支援下手術00002

年度20202021202220232024
小腸部分切除術41384
虫垂切除術(腹腔鏡手術)47 (47)38 (32)57 (57)46 (46)45 (42)
腸閉塞手術(腹腔鏡手術)12 (5)16 (6)20 (11)16 (6)16 (7)
人工肛門造設術3124363423
肛門疾患手術3561110

年度20202021202220232024
胆嚢摘出術(腹腔鏡手術)49 (49)51 (48)83 (78)93 (90)80 (77)
肝切除術(腹腔鏡手術)0 (0)0 (0)12 (8)8 (7)14 (14)
膵頭十二指腸切除術00011

年度20202021202220232024
鼠径部・腹壁ヘルニア手術(腹腔鏡手術)57 (8)88 (8)115 (64)119 (81)126 (69)

年度20202021202220232024
その他手術  7141546138

この記事に関するお問い合わせ先
大和市立病院 消化器外科・外科