お知らせ

2024年4月から血液腫瘍内科常勤医師が不在となるため、「2月からの新規外来患者の受け入れを休止」させていただくこととなりました。  
診察の結果、当該診療科の診療が必要となった場合は、近隣の病院へご紹介させていただきます。
大変ご迷惑をおかけすることとなり誠に申し訳ございませんが、何卒ご理解とご協力の程お願い申し上げます。

2024.1.29 病院長

診療科紹介

血液・腫瘍内科では血液疾患全般(特に造血器悪性腫瘍など難治性血液疾患を主体としています)、固形癌の化学療法を扱っています。非常勤医師1名の体制で診療にあたっています。治療は、横浜市立大学附属病院血液・リウマチ・感染症内科、横浜市立大学附属市民総合医療センター血液内科、神奈川県立がんセンター血液・腫瘍内科等と連携して行っています。 患者さんを中心としたチーム医療の実践により、患者さんとご家族が安心して治療に参加できるように努めています。

スタッフ紹介

現在常勤医師が不在のため、非常勤医師による診療を行っています。

主な対象疾患

当科では、日本血液学会、日本臨床腫瘍学会、国内外のガイドラインに沿った診療を行っています。

1. 悪性リンパ種

横浜市立大学悪性リンパ腫ガイドラインに沿って、横浜市立大学や神奈川県立がんセンターと同じ治療方針で治療を行っています。移植が必要な場合は、移植施設と連携して治療を行います。

2. 多発性骨髄腫

多発性骨髄腫には、プロテアソーム阻害剤(ボルテゾミブ、カルフィルゾミブ、イクサゾミブ)、免疫調節薬(サリドマイド、レナリドミド、ポマリドミド)、抗体療法薬(エロツズマブ、ダラツズマブ)など種々の新規治療薬を用いた治療を患者さんの病状に合わせて行っています。

3. 急性白血病

急性白血病の治療は、日本成人白血病研究グループ(JALSG)のプロトコールに沿って治療を行います。移植が必要な場合は、移植施設と連携して治療を行います。

4. 慢性白血病

慢性骨髄性白血病は、分子標的治療薬(イマチニブ、ダサチニブ、ニロチニブ、ボスチニブ、ポナチニブ)による治療を患者さんの病状に合わせて行っています。

5. 骨髄異形成症候群

アザシチジン、レナリドミド、サイトカイン療法や支持療法を患者さんの病状に合わせて行っています。移植が必要な場合は、移植施設と連携して治療を行います。

6. 特発性血小板減少性紫斑病、再生不良性貧血、自己免疫性溶血性貧血など

難治性血液疾患の診療も積極的に取り組んでいます。

7.各種の癌(固形癌)

化学療法が必要な固形癌の治療を行っています。必要に応じて、内科、外科系各科、放射線治療科、緩和チームと連携し、集学的治療を行います。

最終更新日:2024年4月1日