更新日:2025年8月14日
診療科紹介
放射線診断科業務としては主にCT、MRI、IVR、RI、CT下生検および膿瘍ドレナージ、骨塩定量、マンモグラフィ、吸引式乳房生検を行っております。

CTに関しては320列および64列MDCTの2台を導入しています。320列(Aquilion One)に関しては1回転の撮影で心臓の検査が可能で、撮影時間を大幅に短縮できるため冠動脈の狭窄の有無を診断することが可能です。また他の臓器に関しても寝台を移動させることなく1つの臓器のボリュームデータの収集が可能で、画質向上、検査時間短縮、さらにAIDR3D技術による被曝低減などで多くの臨床的有用性があります。

MRIは2台体制となっており、多数の新技術を導入することにより脳動脈瘤の検査から脊椎神経根、胆嚢や関節領域なども精密な検査が可能です。認知症のVSRAD検査も施行しております。

RI(核医学検査)に関しては、骨シンチ(bone navi解析含む)、ドーパミントランスポータシンチ、脳血流シンチ(統計解析含む)、唾液腺シンチ、甲状腺シンチ、副甲状腺シンチ、肺血流シンチ、動態腎シンチ(レノグラム)、副腎シンチ等、全般的に行っており、SPECT/CT装置を導入しているので、同時に撮影したCT画像とのRI画像の融合画像も作製しております。

また近年乳がん検診の普及により、マンモグラフィでしか描出されない石灰化病変が増大傾向にあります。石灰化病変の確定診断を行うため当院ではステレオ下マンモトーム生検を行っております。

病診連携として、近隣のご施設のご依頼により、CT、MRI、RI、骨塩定量の検査および読影を行っております。(詳細は当院患者サポートセンターまでお問い合わせください)
高度医療機器共同利用(CT検査・MRI検査)の実例集
- CT検査・MRI検査の実例 PDF(676KB)
- 70歳代 胸部単純CTの症例
- 70歳代 腹部単純CTの症例1
- 80歳代 腹部単純CTの症例2
- 80歳代 頭部単純MRI・MRAの症例
スタッフ紹介
堀川 歩
職位
担当部長
卒年
平成元年
専門医資格等
日本医学放射線学会認定 放射線科専門医
日本医学放射線学会認定 放射線診断専門医・指導医
日本核医学会認定 核医学専門医・指導医
日本核医学会認定 PET核医学認定医
医学博士
非常勤医師
複数の専門医が担当しております。
主な対象疾患
- CT、MRI、マンモグラフィ、IVR、RI、骨塩定量
- 吸引式乳房生検、CT下生検および膿瘍ドレナージ
この記事に関するお問い合わせ先
大和市立病院 放射線診断科