更新日:2026年6月5日

大和市立病院 院長  石川 雅彦

平素より、大和市立病院の診療に対して多大なご理解・ご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。

当院は昭和30年(1955年)7月、大和町国民健康保険直営病院として開院以来地域を支える基幹病院、医療従事者を育てる教育施設としての使命を果たしてきました。現在33診療科、病床数393床の体制で診療を行っております。基幹病院としては、地域がん診療連携拠点病院、救急告知病院、災害医療拠点病院、神奈川県DMAT指定病院、地域医療支援病院、周産期救急医療システム受け入れ病院等の指定を受け、小児救急においては24時間365日受け入れ体制を敷いています。教育機関としては臨床研修指定病院、神奈川県看護師等実習養成施設、多くの学会の専門医研修施設等の認定をうけ、医療従事者の育成にも力を注いでいます。

令和6年11月7日、8日の両日において当院は病院の質を向上させ、地域から信頼される病院を目指す目的で病院機能評価(一般病院2)を受審し、認定されました。受審に向け約2年間に渡り1.理念達成に向けた組織運営(病院基本理念の明確化、組織運営、文書管理等)、2.患者中心の医療(患者の権利の明確化、臨床倫理委員会設置、患者支援体制の整備、患者さんとの診療情報の徹底等)、3.良質な医療を構成する機能(医療機器、薬剤、診療情報、救急、手術室、洗浄・滅菌等すべての管理機能の見直し)、4.組織・施設の管理(財務・経営管理、医事業務、業務委託、災害時の危機管理等)の4領域において病院一丸となり準備をしてまいりました。病院機能評価受審は終了しましたが、今後も安心・安全に患者さんの視点に立った医療サービスを提供できるようさらに改善していきたいと思っています。

臨床面では「何が不足しているかという視点で地域に目を向け、求められている医療を提供できる体制を整える」との方針のもとに、令和6年度から7年度にかけて導入した泌尿器科・消化器外科・婦人科領域におけるロボット支援手術、無痛分娩の導入、脊椎手術、膝股関節の人工関節手術の再開、血液腫瘍内科の入院加療の再開、パルスフィールドアブレーション、BioJetを使用した新しい前立腺生検システムの導入等を行い、外来・入院患者数、手術件数が認められています。令和8年度は膝・股関節の人工関節置換術において、従来法より再現性が高く、侵襲が少なく術後疼痛の軽減、早期の機能回復が期待できるロボット支援手術であるMakoシステムの導入、緩和ケア内科の入院診療の再開、認知症診療予約枠の拡大等地域の皆様のニーズに沿った病院機能の拡充、向上を図りたいと思います。

大和市立病院は今年度も大和市の目指す「健幸都市」の中心的機関として市民の皆様の生命と健康を守るために、職員一同取り組んでまいりますので、引き続きご指導、ご鞭撻のほど宜しくお願いします。

この記事に関するお問い合わせ先
大和市立病院 病院総務課