令和7年7月から「3D-融合ガイド下経会陰式前立腺生検システム(BioJet®)を導入します

大和市イベントキャラクターヤマトン

●前立腺がんの疑われる場所を予測して生検が可能に!!
●再生検が減り、患者さんの身体的・精神的負担が軽減!!

従来の前立腺生検

前立腺がんは腫瘍マーカー(PSA)、直腸診、超音波やMRIの画像・検査を行い、その結果、がんが疑われる場合は針生検で診断を確定します。
これまでは前立腺MRIを参照し、医師がリアルタイムの前立腺超音波画像と比べながら標的部位生検を行っていました。
超音波はMRIと比べて標的部位が確認できず、前立腺全体にまんべんなく複数個所に生検針を刺し、組織を採取して診断するため、一度の生検でがんが見つからなかった場合や時期をおいて再生検することもありました。

3D-融合ガイド下経会陰式前立腺生検システム

今回導入するMRI超音波融合標的生検システム(BioJet®)は、近年のMRIをはじめとしたコンピューター技術の進歩により、高解像度な前立腺MRI画像を取り込み、超音波画像と融合(fusion)することにより、針を刺すべき場所を教えてくれるシステムで、より正確に組織を採取することができるようになります。

これによりがん検出率の向上及び再生検の回避が期待でき、患者さんの負担が軽減されるとともに、次の治療段階に早く進めることができます。

受診を希望される方は

当院は、地域の急性期医療を担う病院として診療を行っており、地域の医療機関(クリニックなど)との機能分担や、地域医療への支援を行う「地域医療支援病院」に認定されています。
そのため、当院での専門的な検査、治療、手術、入院などを目的とする、予約をされた患者さん、地域の医療機関からの「紹介状」をお持ちの患者さんを優先して診療させていただきます。

詳細は「受診案内」をご参照ください。

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