外来ブログ担当のNとSです。
今回の看護部ブログでは、近年注目されている頭皮冷却療法についてお届けします。
抗がん剤治療に伴う副作用の一つに脱毛があります。
脱毛は身体的な負担だけでなく、外見の変化による精神的なストレスも大きく、治療に向き合う患者さんにとって大きな悩みの一つです。
当院では、抗がん剤による脱毛を軽減する目的で、乳腺外科の患者さんを対象に2025年12月より、頭皮冷却療法を導入しました。
抗がん剤治療中に専用のキャップを装着し、頭皮を冷却することで、毛根への抗がん剤の影響を抑える効果が期待されています。
看護師は、治療前の説明、装着時の不快感の確認、冷却中の体調観察などを行い、患者さんが安心して治療を受けられるようサポートをしています。
効果には個人差があり、期待する効果が得られない場合もありますが、脱毛の量が減らせたり、ウィッグが不要、または部分的で済むといった報告があります。
治療中も普段の自分に近い姿で過ごせることは、生活の質や心の安定に大きく影響します。
そのための一つの方法として、「頭皮冷却療法」を知っていただけたら嬉しいです。
まだ寒い日が続きますが、少しずつ春の気配を感じる季節となりました。
どうか、お身体を大切に、心も温かく過ごせますように。


